[Googleアナリティクス]基本的な見方をわかりやすくご紹介[初心者向け]
みなさんこんにちは!ワトスンです。
今回は、、
といった疑問に答えます。
■読んでほしい人
SEOの基本を理解している人
Googleアナリティクスでの分析の仕方を理解して、Webサイトを成長させていって下さい。
分析はWebサイト運営にとってとても大切なので、この記事を参考にして分析に役立てて下さい。
Googleアナリティクスって何するもの?
GoogleアナリティクスはWebサイトの分析をすることができます。
具体的には、
・ユーザーはどんな人か
・流入経路はどこからか
・どのページを訪れているか
などを確認していくことができます。
Googleが提供してくれている無料のサービスでとても便利なので、ぜひ活用していきましょう。
Googleアナリティクスの基本的な見方
Googleアナリティクスの基本的な見方をご紹介していきます。
「項目が多すぎて何を見ていけばいいかわからない!」という方も多いと思います。
そこで今回は、「サイト分析に必要な項目」をわかりやすく紹介していくので、ぜひ参考にしてみて下さい。
大きく分けて5つの項目があります。
・リアルタイム
・ユーザー
・集客
・行動
・コンバージョン
以上の5つの項目を詳しく解説していきます。
リアルタイムの状況:リアルタイム
「リアルタイム」→「概要」から確認できます。
リアルタイムでの訪問状況を分析しましょう。
見るタイミングとしては、記事投稿直後やSNS拡散直後などは必ずリアルタイムの閲覧状況を確認して下さい。
どんなユーザーが訪問してるか:ユーザー
「ユーザー」→「概要」から確認できます。
訪問してきたユーザーはどのような人達なのか分析しましょう。
「どんなユーザーか」を分析する要素は5つあります。
・属性(年齢や性別)
・インタレスト(興味や関心)
・地域(国や市町村)
・新規orリピーター
・ブラウザとデバイス
皆さんのWebサイトの種類によりますが、「どのようなユーザーを獲得したいのか」を軸に考えて見るべき項目を考えていきましょう。
ユーザー属性
「ユーザー」→「ユーザー属性」→「概要」から確認できます。
ユーザーの「年齢や性別」を確認しましょう。
Webサイトの種類によっては、ターゲットとする年齢や性別があると思います。
「男性が多いのか女性が多いのか」
「20代が多いのか40代が多いのか」
などを調べていくことができます。
分析の考え方は以下↓のような感じです。
・男性をターゲットとするWebサイトの場合:女性のユーザーが多かった→女性ではなく男性に訪問してもらえるようなWebサイトに改善する
・20代をターゲットとするWebサイト:40代のユーザーが多かった→20代に訪問してもらえるようなWebサイトに改善する
ターゲットとのズレが生じていたらそのズレを修正していく感じです。
特にターゲットのユーザー属性がない場合は気にしなくていい項目です。
インタレスト
「ユーザー」→「インタレスト」→「概要」から確認できます。
ユーザーがどのようなカテゴリーに興味・関心を抱いているのかを確認しましょう。
Webサイトにはターゲットとするカテゴリーがあると思います。
具体例↓
サッカー教室のターゲットカテゴリー:サッカー
マクドナルドのターゲットカテゴリー:飲食、ハンバーガー
といった感じで、それぞれのWebサイトにはターゲットカテゴリーが存在します。
分析の考え方は以下↓のような感じです。
・サッカー教室のWebサイトの場合(ターゲットカテゴリーが”サッカー”)
:ユーザーの興味関心のカテゴリーが「テクノロジー」→ターゲットカテゴリーがずれてるのでWebサイトを改善する
・飲食店のWebサイトの場合(ターゲットカテゴリーが”食べ物”)
:ユーザーの興味関心のカテゴリーが「スポーツ」→ターゲットカテゴリーがずれてるのでWebサイトを改善する
ターゲットカテゴリーにズレがあるとWebサイトが成長しにくいのでズレを調整していく感じです。
地域
「ユーザー」→「地域」→「地域」から確認できます。
ユーザーの「国や市町村」を確認しましょう。
Webサイトの種類によっては、ターゲットとする国や市町村があると思います。
「日本が多いのかアメリカが多いのか」
「大阪が多いのか東京が多いのか」
「英語圏が多いのか日本語件が多いのか」
など地域や言語を調べていくことができます。
分析の考え方は以下↓のような感じです。
・大阪をターゲットとするWebサイトの場合:東京のユーザーが多かった→大阪の方に訪問してもらえるようなWebサイトに改善する
・英語圏のユーザーをターゲットとするWebサイト:日本語圏のユーザーが多かった→英語圏のユーザーに訪問してもらえるようなWebサイトに改善する
1つの地域をターゲットに絞って運営しているWebサイトは必ずチェックして欲しい項目です。
特にターゲットの地域がない場合は気にしなくていい項目です。
新規・リピーター
「ユーザー」→「行動」→「新規顧客とリピーター」から確認できます。
ユーザーが「新規なのか再訪問なのか」を確認しましょう。
新規顧客とリピーターの比率を確認してWebサイトの改善に役立てていきます。
「リピーターが少ないから何回も訪問してもらえるようなWebサイトに改善しよう」
といった感じで参考にしていきます。
ブラウザとデバイス
「ユーザー」→「テクノロジー」→「ブラウザとOS」
「ユーザー」→「モバイル」→「概要」
からそれぞれ確認できます。
ユーザーが閲覧した「ブラウザやデバイス」を確認しましょう。
「スマホからの閲覧が多いのかパソコンからの閲覧が多いのか」
「Chromeでの閲覧が多いのかsafariでの閲覧が多いのか」
などを調べていくことができます。
分析の考え方は以下↓のような感じです。
・スマホでの閲覧が多い場合:スマホでの表示を中心に考えてWebサイトを改善していく
・safariでの閲覧が多い場合:safariでの表示はおかしくないか確認しsafari中心にWebサイトを改善していく
こちらの項目は必ずチェックして欲しい項目です。
スマホの閲覧者が多いのに、パソコン用のレイアウトに偏ったWebサイトの場合はスマホユーザーが離れていく可能性があります。
きちんと自分のWebサイトのユーザーが”なにで閲覧“しているのか確認して、Webサイトの改善に役立てていきましょう。
ここまでで「どんなユーザーか」についての分析方法をご紹介してきました。
ここからは、「ユーザーの流入経路」の分析方法をご紹介していきます!
ユーザーの流入経路はどこからか:集客
ユーザーの流入経路を調べていきます。
「ユーザーがどこからやってきたのか」を知るために流入経路を調べます。
すべてのトラフィック
「集客」→「すべてのトラフィック」→「チャネル」から確認できます。
チャネルは”Webサイトへの流入経路をグループ化したもの“を確認することができます。
「チャネル」からは以下↓の内容をそれぞれ確認して下さい。
Organic Search:検索エンジンからの訪問者
Social:SNSからの訪問者
Referral:他のWebサイトからの訪問者(外部リンク)
Direct:直接の訪問者(URLの直接入力やブックマーク、QRコードなど)
Email:Eメールからの訪問者
Paid Search:リスティング広告からの訪問者
Display:ディスプレイ広告からの訪問者
Other Advertising:リスティング広告・ディスプレイ広告以外の広告からの訪問者
Other:上記のどれにも属さないところからの訪問者
それぞれの項目からは、
・ユーザー数
・コンバージョン率
を主に確認しましょう。
「どの経路からの訪問者が多いのか」
「どの経路からのコンバージョン率が高いのか」
といったことを分析していきます。
分析の考え方は以下↓のような感じです。
・Organic Searchからの流入が少ない場合:Organic Searchからの訪問者を増やすようにWebサイトを改善していく
・Directからの流入が多い場合:どのリンクからの流入が多いのか詳しく調べ、そこからの流入を増やしていくような改善をしていく
流入経路のチェックはWebサイトにおいて必須なので必ず定期的に確認して下さい。
SearchConsole[自然検索]
「集客」→「SearchConsole」から確認できます。
必ずチェックして欲しい項目です。
ここは、
・どの検索キーワードからきたか
・検索結果に表示された数とその際にクリックされた数
・平均掲載順位
などを調べることができます。
それぞれの調べ方は以下↓の通りです。
「集客」→「SearchConsole」→「検索クエリ」:ユーザーがどのキーワードからそのページにたどり着いたのかを確認
「集客」→「SearchConsole」→「ランディングページ」:検索結果に何回表示されてそのうち何回クリックされているか/掲載順位は何位かを確認
Webサイトにおいてキーワード調査は一番大切です。
Webサイトのキーワードの重要性について詳しく知りたい方は下↓の記事を参考にしてみて下さい。
・キーワードのズレが無いか
・ターゲットキーワードで順位は取れているのか
・検索結果に表示されているのにクリック率は低くないか
などを確認しましょう。
分析の考え方は以下↓のような感じです。
・「サッカー 大阪」がターゲットキーワードのページ(大阪でサッカー教室を探してる方がターゲット)
:「サッカー 東京」で上位表示されてしまっている→キーワードのズレを修正
・「ハンバーガー お店 大阪」がターゲットキーワードのページ(大阪のハンバーガー店を探している方がターゲット)
:「ハンバーガー お店 大阪」で上位表示されているがクリック率が低い→クリックされるようなタイトルに改善
キーワードのズレはWebサイトにおいて致命的なので必ずチェックして改善して下さい。
せっかく上位表示されていてもクリックされないと意味がないので、魅力的なタイトルをつけてクリックしてもらえるように改善しましょう。
タイトルの付け方について詳しく知りたい方は下↓の記事を参考にしてみて下さい。
ソーシャル[SNS]
「集客」→「ソーシャル」→「参照元ソーシャルネットワーク」から確認できます。
どのSNSから来たかを確認しましょう。
SNSの種類は、
・Twitter
・Instagram
・Facebook
などがあると思います。
どのSNSからの訪問者が多いのかを分析してしきましょう。
Webサイトのジャンルによって、戦える場所が少し違ってきます。
お花屋さんのWebサイトの場合は、Instagramで拡散していく方が有利に戦えます。
お花の写真やお店の雰囲気などをInstagramで載せ、そこにリンクを貼っておくことで集客が期待できます。
きちんとInstagramからの流入者が増えているのか、それともTwitterからの流入者が多いのかを確認していきましょう。
自分のWebサイトがどのSNSで拡散されやすいかを分析するのに役に立つ項目です。
ユーザーがどのページを訪れているか:行動
ユーザーの訪問状況を確認していきます。
「どのページが人気か」を知るために調べていきます。
行動フロー
「行動」→「行動フロー」から確認できます。
“どのページからどのページへ移動しているか“を確認していきましょう。
「AページからBページへの移動が多いな」
「このページへの移動が一番多いな」
など、Webサイト内のユーザーの行動を調べていきましょう。
分析の考え方は以下↓のような感じです。
・AというページからBというページに移動して欲しい:AからBへの移動が少ない→移動してもらいやすいページに改善する
ユーザーの気持ちになって行動を分析し、ページの改善に役立てていきましょう。
すべてのページ
「行動」→「サイトコンテンツ」→「すべてのページ」から確認できます。
“一番見られているページはどのページか“を確認していきましょう。
「1週間前と比較して訪問数は減っていないか」
「各ページの滞在時間はどのくらいか」
などを確認していきます。
確認する内容は、
・ユーザーの訪問数
・滞在時間
を主に確認してください。
分析の考え方は以下↓のような感じです。
・ページの滞在時間が短い→ページの滞在時間を増やすために改善する
・先週と比較してページの訪問数が少ない→原因を調べ改善していく
ここで注意点ですが、「ページビュー数」ではなく「ページ別訪問数」をチェックしましょう。
「ページビュー数」は、”ページが見られた回数”なので一人のユーザーが1回のセッション内で更新などを行うとその分もさらに数が増えていってしまいます。
「ページ別訪問数」は、そのページを見たセッションの数で、1回の訪問の中で何回そのページを見ても数としては変化しません。
よって”ユーザーの訪問数”を知りたいなら「ページ別訪問数」をチェックしましょう。
目標達成を確認する:コンバージョン
「コンバージョン」→「目標」→「概要」から確認できます。
自分で定めたWebサイトの目標達成具合を調べていきましょう。
「目標はどのくらい達成できているか」
を確認していきます。
こちらの項目を調べるためには、事前に目標設定をしておく必要があります。
分析の考え方は以下↓のような感じです。
・目標完了数が先週よりも減っている→原因を調べ改善していく
・目標完了数が先週よりも急増してる→なぜ増えたのかを調べ他のページにも活かす
ちなみに”コンバージョン”は「目標達成」を意味します。
Googleアナリティクスで分析して改善に役立てよう
自分のWebサイトを分析することはとても大切です。
「分析→改善→分析」を繰り返すことでWebサイトを成長させていくことができます。
今回ご紹介した分析内容はできるだけ毎日こまめに調べていって下さい。
Googleアナリティクスでの分析はWebサイト運営で欠かせないものなので必ず取り入れましょう。
なにか疑問点がありましたらコメントまたはTwitterのDMでご連絡ください!
以上です。
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