[SEO対策の基本]おさえておくべきSEOの基本[初心者向け]
(2020/10/17更新)
みなさんこんにちは!ワトスンです。
今回は、、
といった疑問に答えます。
■読んでほしい人
ブログ初心者/SEO初心者
SEO対策はブログ運営・サイト運営には必須の対策です。
私は以前まで対策をしっかりとしていなかったので、訪問者数は少なかったですが、基本的なSEO対策をすることで驚くほど訪問者の数が増え、ブログ運営が充実してきました。
恐るべきSEO対策の効果です。
今回は私がこれまで行ってきたSEO対策の全てをご紹介していきます。
基本的なSEOは全て網羅されており、一歩上のレベルのSEO対策もご紹介しています。
ぜひ参考にしてもらえたらなと思います。
それではご紹介していきます。
目次
SEO対策で考慮すべき3つのポイント
最低限のページデザイン
ページデザインは最低限、閲覧者が見やすいデザインになっているとより読まれやすいページになっていきます。
また、モバイルフレンドリーなサイトにしてくことも大事です。
スマホ対応・タブレット対応のデザインになっているかしっかりと確認しておきましょう。
「モバイルフリレンドリーテスト」で自分のブログをテストして確認することができます。
SEO内部対策
内部対策とは、検索エンジン用に内部構造やHTMLタグのソースを最適化することです。
少し専門的な内容が多いですが、初心者の方でもプラグインを使えば簡単にできるので安心して下さい。
SEO外部対策
簡単にいうと、被リンクを獲得できるようにより良いコンテンツを作成することが外部対策です。
コンテンツの質を高く保ちながら記事を作成していくことは難しいように思われますが、1つ1つ丁寧に作成していけば、みなさんでも質のいい記事を書いていくことができます。
SEOの内部対策
内部対策は、クローラーがページを見つけやすく、コンテンツの内容を理解しやすくするために行う施策ことを指します。
クローラーがWebサイト内を巡回しやすく整備し、コンテンツの内容を理解しやすいようにHTMLタグなどを適切に設置していく必要があります。
そこで今回は内部対策の具体的な対策をご紹介していきます。
検索エンジンに発信
まず一番最初に内部対策としてやってもらいたいことが、検索エンジンへの発信です。
Google Search Consoleの「FetchasGoogle」や「サイトマップ」で送信していきいます。
まず、検索エンジンにページの存在を知らせることから内部対策は始まります。
送信しなくてもいつかはクロールされるようになりますが、よっぽど良質な記事でないとすぐにクロールされません。
これからご紹介していく内部対策をしっかりと検索エンジンに伝えるためにも、まずは作成したページの存在を知ってもらうことから始めましょう。
階層はできるだけ少なく
Webサイトの階層は多くて3階層までにして下さい。
クローラーは、リンクを辿ってWebサイト内をクロールしていきます。
その際に階層が深すぎると、クローラーが「重要でないページ」と判断してクロールしてくれない場合があります。
例えば、「ホーム→会社概要→スタッフ一覧ページ→個人の紹介ページ」の場合、「個人の紹介ページ」にはほぼクローラーは巡回しに来ないのです。
自分のWebサイトが4階層以上になっている方はできるだけ改善しておきましょう。
titleタグ
titleタグは、どのページにも必要なタグです。
HTMLタグの中でもSEO的に一番重要なタグです。必ず設置しましょう。
より詳しく知りたい方は「titleタグの設置方法」をご覧ください。
metaタグ
metaタグは、検索エンジンなどのシステムに対して情報を伝えるタグで、SEO対策に必要なmetaタグの種類は6つほどあります。
より詳しく知りたい方は「metaタグの設置方法」をご覧ください。
見出しタグ
見出しタグは<h1>から<h6>まであり、<h1>が一番重要性の高いタグです。
この見出しタグを上手く使いこなすことによって検索結果が大きく変わってきます。
このタグにキーワードを入れることを意識して記事を書いていきましょう。
より詳しく知りたい方は「見出しタグの設置方法」をご覧ください。
引用タグ
引用タグ(blockquote)は、他サイトから文章をコピーしてきた際に必ず使用しましょう。
コピーしてきた文章を引用タグなしで勝手に使用していると「悪質なコンテンツ」として検索エンジンに認識されマイナス評価をくらいます。
Googleはその文章の掲載された日付などで判断し、後に掲載されたものの方がコピーした文章だと判断します。
もしコピーした文章を使用する場合は必ず引用タグを使用しましょう。
alt属性
alt属性とは、画像の内容を検索エンジンに伝えたり、画像が読み込めない時に表示させる代替テキストのことです。
imgタグを指定するときの属性で、<img src=”” alt=”画像の説明”>のように画像の説明をalt属性に記述します。
alt属性に記述する内容は、そこまで考えなくてもいいです。その画像が何を指しているのを簡単に説明してあれば大丈夫です。
迷ったときは、見出しタイトルのコピペでもOKです。
検索エンジンは添付されている画像の内容を把握することができません。ですので、こうすることで検索エンジンに何が写っているのかを伝える必要があります。
より詳しく知りたい方は「alt属性の使い方」をご覧ください。
パンくずリスト
ユーザーがWebサイト内のどの位置(階層)に居るのかを示すのがパンくずリストです。
パンくずリストを設置することで、クローラの巡回を助け、検索エンジンに対してWebサイトの構造を正しく伝えることができます。
ですので、正当に評価されることに繋がるため、SEO効果が期待できます。
より詳しく知りたい方は「alt属性の使い方」をご覧ください。
また、「schema.org」によるパンくずリストの作成方法は「パンくずリストの構造化「schema.org」を利用して作成する方法」からご覧ください。
サイトマップは忘れずに
検索エンジンの巡回を手助けする要素としてサイトマップがあります。
クローラーが効率良く巡回するのにとても大切なので必ずサイトマップは作成しましょう。
(プラグインのAll In One SEO Packで設定できます。)
ページネーション
また、記事数が多い場合は、ページネーションを設置しましょう。
ページネーションを設置することにより、分割されたコンテンツをGoogleにひとまとめのコンテンツとして評価してもらえます。
また、正しい順番でコンテンツを表示することができるので、ユーザーに対しても優しいWebサイトになります。
リンク切れの改善
リンク切れが多く生じているサイトでは、ユーザビリティが著しく低下します。
また、リンク切れを多く起こしているサイトはユーザビリティを損ねるとして検索エンジンからも同様に評価を下げることもあります。
リンク切れについて詳しく知りたい方はこちら(リンク切れとは)からご覧ください。
URLの正規化
URLの正規化とは・・・コンテンツ内容が全く同じ(又は、ほとんど同じ)なのに、複数のURLが存在する状況で、オリジナルのURLを明確にする事を指します。
「http://」「https://」「https://www」など一つのサイトでも複数のURLが存在します。
「https://watsunblog.com」で私は統一していますが、統一する前は「http://watsunblog.com」や「https://www.watsunblog.com」などが存在していました。
Googleは重複記事を嫌うので、URLの正規化は必ず行っておきましょう。
より詳しく知りたい方は、「URLの正規化の方法」をご覧ください。
SSL化
Webサイトの情報を暗号化させ、サイトのセキュリティを向上させるものです。
安全なWebサイトはGoogleからの評価が上がります。
独自ドメインにすべし
独自のドメインにすることでリスクを避けることができます。
日本語urlにしない
URLに日本語を使うと文字化けしてしまうので避けた方が良いです。
例えばこの記事の場合、「https://watsunblog.com/seo-how-to-start/」というURLになっています。
「seo-how-to-start」とローマ字で表記しています。文字化けするとユーザーが何の記事がわかりにくくなるので避けたほうがいいです。
重複記事の統合
類似コンテンツは順位を下げてしまう可能性があるので一つの記事に統合しておきましょう。
canonical属性
URLの正規化をするための属性です。
(プラグインのAll In One SEO Packで設定できます。)
noindex属性
不要なページは検索エンジンにインデックスさせない属性です。(クロールはされます)
重複コンテンツや内容の薄い質の低いページが検索エンジンにインデックスされると、サイト全体の評価を落とすことにつながります。
そこで、質の低いページにはnoindexを利用し、サイト全体の評価を下げるのを防ぐことができます。
(プラグインのAll In One SEO Packで設定できます。)
nofollow属性
そのページに設置したリンク先にクロールさせないようにするためのものです。
辿って欲しくないリンクに対して指定していきます。
リンク以外にも、コメント欄などにも使用します。
nofollowを指定するタイミングとしては、そのリンク先に評価を受け渡したくない時に使用します。
リンク先が信頼性がなく、保証できないコンテンツなどに使用しましょう。
詳しくは「nofollow属性の使い方」をご覧ください。
これらの属性の設定はWordPessを利用している方はプラグインのAll In One SEO Packで設定できます。
robots.txt属性
クローラーにアクセスを許可するかしないかを設定する属性です。
ドメインごとにクローラーが訪問する数は決まっているそうです。
ですので、 クローラーが不要なページに訪問しないように命令することで、限られた訪問数を浪費せずに重要なページにより多く訪問してもらうことができます。
noindexとrobot.txtの違いがいまいちわからない方は「noindexとrobot.txtの違い」をご覧ください。
ページスピード改善
ページの読み込みスピードも意識して下さい。
SEO対策には関係ないように感じると思いますが、スピードの読み込みが遅いと、ユーザーがそのページから離脱していきます。
できるだけ早く読み込まれるように改善しておきましょう。
自身のWebサイトの読み込みスピードは、「ページスピード測定サイト」からご確認できます。
SEO外部対策
外部対策は、主に外からの評価を得るための対策を指します。
具体的に、外部から評価を得るための対策をご紹介していきます。
自然被リンクの獲得
自然被リンクとは、他のWebサイトで自然に貼られたリンクのことです。これを多く獲得することでSEO効果がアップします。
外部対策とは、この被リンクをいかに獲得できるかを目標にする対策のことです。
注意点として、相互リンクが多いとスパム認定の可能性があるので注意しましょう。
自然被リンクを獲得するにはコンテンツの質を上げていく必要があります。
コンテンツの質を上げる
被リンクを獲得するためには行う具体的な対策は、コンテンツの質を上げていくことです。
1つ1つの記事の内容が競合より質の高いものだと被リンクを獲得しやすいです。単純なことです。
記事の質を上げていくにも方法があります。
「コンテンツSEO:記事の書き方」でコンテンツSEOの解説をしているのでご覧ください。
内部リンクを使いこなす
内部リンクというのは、ブログ内の記事同士を繋ぐリンクのことです。
質の高い記事同士のリンク/関連性の高い記事同士のリンクは、お互いのページの品質を上げていきます。
また、内部リンクを貼ることによってサイト内がクロールされやすくなり、Googleにインデックスされやすくなります。良いことづくしです。
注意点としては、しっかりと質の高い記事同士の内部リンクにしないとあまり意味がないということです。
コンテンツの質はしっかりと保っていきましょう。
内部リンクについてより詳しく知りたい方は、「内部リンクとは?SEOについて」をご覧ください。
発リンクも有効
発リンクとは、記事に他サイトのリンクを貼ることです。
発リンクのSEO効果は、Googleが公式に発表しているわけではありませんが、Googleはコンテンツの質が高い記事を上位表示させる傾向にあります。
ですので、適切な場所にユーザーが必要としている情報を置いておくことでユーザーにもGoogleにも好まれる記事になるのです。
ユーザーが欲している記事を紹介することはマイナスにはなりません。
注意点としては、貼ったリンク(発リンク)先のページが削除されていたりすると逆に記事の評価が下がるので気をつけて下さい。
発リンクについてより詳しく知りたい方は、「発リンクを設置する理由とSEO効果について」をご覧ください。
SEOの成果が出るまでの期間がより長くなる原因
SEO対策の効果がいまいち出ない場合は以下のような原因が考えられます。
Webサイトのテーマが専門的だと認識されていない
検索エンジンはWebサイトの専門性や過去の取り組みなどを考慮して順位を決定しています。
というわけでテーマを絞って質の高いコンテンツを増やしていきましょう。
ライバルが多く専門性の高い分野
競争が激しいクエリの場合は、ライバルサイトが扱っていないニッチなトピックからコンテンツを作成していくべきです。
放置気味のサイト
クローラーが巡回する必要がないと判断します。
過去にスパム判定を受けたWebサイト
ガイドラインを確認し、過去の一切のスパム行為を排除しておきましょう。
手動による対策を受けている場合は解除しなくてはなりません。
SEOについて理解してくこと
SEOは基本的に結果が出るまで多くの時間が必要となってきます。
短期的な結果や利益を望むなら、リスティング広告やディスプレイ広告などで対応できます。
購買意欲の高いクエリの場合は広告などが効果的です。
その理由としては、お金に結び付きやすいクエリは検索画面の広告枠が多く占めるからです。
SEOは日々対応していく必要がある
ここまでSEO対策についてご紹介してきましたが、購読者(リピーター)を増やすことも大切になってきます。
そのためにSNS(Twitter,FaceBookなど)やpocketなどのボタンを設置しておきましょう。
SNSなどでフォローしてもらうことによりファンになってもらうことが大切です。
また、SEOは日に日に変化しています。
Googleがより良い記事を検索上位に表示させるようにするためです。
ですので、最新のSEO情報を日頃からチェックしていく必要があります。
Googleのアップデートは「ウェブマスター向け公式ブログ」でアナウンスがあります。
随時確認しておきましょう。
なにか疑問点がありましたらコメントまたはTwitterのDMでご連絡ください!
以上です。
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